片づけるとタネを播きたくなる

年が明けてから焦りだすのが育苗の準備。
育苗用に建ててあるビニールハウスではミニトマトが夏の間に育っていて、それが枯れたままうっそうと茂っています。
これを片づけないことには苗床をつくることができません。
早ければ1月下旬くらいにはキャベツやブロッコリー、レタスなどのタネを順次播いていく予定なので、それまでにはしっかりと環境を整える必要があります。

というわけでせっせと片付けしました。
今年はここでトマト栽培しないつもりなので、立っている支柱やネットも完全撤去です。

枯れた残さがそのままになっていますが、この暖かいハウス内が子供たちの遊び場になるのでそのうち撤去する予定です。

春夏野菜の育苗についてはだいぶ安定してきていて、育苗培土でいくらかの失敗はありますが苗を育てるという行為自体はコツがつかめてきていると思います。
そんななかで改善したいところは
・電熱温床で夜間はビニールトンネルにしているが、湿気がこもるので蒸れたようになり土にうっすらと苔が生えることがある。
・温床から夜間の熱の放出量が大きく、設定したい温度で育苗していると電気代がとんでもないことになる。
この2点でしょうか。
これに対する僕の解決策は
温床から熱を逃がさないで水蒸気を逃がす
そういう資材を使うというものです。
なんでもモノやカネで解決するのはよくないと思いますが、昔にならって踏み込み温床をするというのも手間と時間がかかりすぎるので、今の時代にあるものをうまく利用してくというのが松本自然農園のスタンスになっています。

温床から熱を逃がさないで水蒸気を逃がす → 断熱性・透湿性がある
まだ手元にないので紹介はできませんし、使ってみて効果があってから書いたほうがいいかもしれませんね。
育苗ネタは冬の間の貴重なブログネタなので、また書く機会はあるでしょう。

これから農業を始めようとしている方へ

農業をやってみたいけど一歩を踏み出す勇気が出ない。安定した収入を得られるか分からない不安。作物をうまく育てられるんだろうか、作ったものが適正価格で売れるんだろうか、そんな悩みを抱えていませんか?
分からないことを相談したり、仲間同士で励まし合ったり、これまでなかった農業のカタチを生み出したり。
これから新規就農したいと考えている人にぴったりの農業コミュニティがあります。

詳しくはこちら

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 農家向け補助金探しのパワーツール「逆引き事典」を積極活用せよ!

  2. 【対決】小泉進次郎vsJA「負けて勝った」と言い残した小泉氏の真意とは?

  3. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市

  4. 【農業のキホン04】GAP とは?取得するメリット・デメリット

  5. SNS活用の効果が高いのはどんな農家?どんな情報を発信すればいい?

  6. 【革命前夜】農政トライアングルの恐怖!コメ農業の未来は誰に託されている?