数字から見る労働時間の振り分け

耕耘とか畝立てとか作業効率を考えていかないとな~と最近は思っていますが、ちょっと労働分析をしてみたらとんでもないことが判明しました。
円グラフはブログ用に作り替えるのも面倒なので数字の列挙になりますが
耕耘、畝立て  5%
播種(種まき)  4%
定植(苗植え)  4%
除草       6%
収穫       15%
出荷作業    22%
配達       16%
・・・

畝立ての効率が悪いから新しい方法を試すだとか、播種で機械を使おうとか、そんなことを言ってる場合じゃないですね。
収穫、出荷作業、配達にかかる時間のほうが数倍大きいです。
この3工程を足したら53%ですよ。
全労働時間の半分を超えてますよ。
とんでもね。

松本自然農園の省力化について、これからどこに力を入れていけばいいのかこれで分かりましたね。
配達はロスが大きくても省くつもりないので、収穫・出荷作業をなんとかしないといけません。
この部分で機械化できるならためらいなく導入したほうが時間短縮効果が高いことは言うまでもありません。
50時間を40時間に減らすのは難しいけど、500時間を400時間に減らすのはそんなに大変じゃないと思います。
出荷作業についてはけっこう頑張って省力化できてると思ってたんですけど、数字で見るとまだまだ青二才でしたね。

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このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

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ただし、条件があります。
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