マルシェジャポンおわりました。
すんごい疲れました。
直売ってこんなに大変なの?
というくらい疲れました。

今回の直売に関して思うところが多数ありました。
生産者として、食べてくれる人と直接やりとりができるというのはうれしいことです。
買う側としても生産者みずからが野菜の説明をしながら売るのはうれしいことだと思います。
そういう意味では直売というのは有意義なことでしょう。
ただし、農家として経営者としての立場から見れば採算があわない仕事であることは確かです。
僕に販売能力がないことを差し引いても、労賃・交通費・出店料を経費として計上したうえで利益を上げるというのは大変なことだと感じました。
毎回痛感しますが、100円200円をいただくということがこんなにも難しいものなんですね。
タネから育てて店頭に並ぶまでには農家の隠された努力が詰まっていますが、これだけがんばって100円かよ!と思っちゃいます。
売れれば売れるほど赤字になる、ほどじゃないですがワリに合わないなぁと感じられるのが直売のいいところでしょうか。

今回は事務局にいる販売のプロに販売のノウハウをいろいろと教えていただきました。
さすがプロは違うなぁという売り方でお客さんをどんどんつかまえていきます。
店の前を歩いていくおばちゃんを「ちょっとそこのお姉さん」と捕まえたり、「あなたのために野菜を持ってきました」なんていう誘い文句は、今の僕にはとても真似できそうにありません。
でもモノを売るということはこういうことなんですね。
いくら無農薬で付加価値があっても、売るための努力が必要。
そういうことですね。
大府にあるげんきの郷のような何十億円と売り上げるような産直市場には強力なリーダーがいて強力な販売ノウハウがあります。
手数料は取られても販売はその道のプロに任せるというのがいいのかもしれません。
任せられるところがあれば、ですが。
勉強になりました。

定期的に買っていただけるお客様がいて、計画的に生産して計画的に出荷できる。
売れ残りはほとんど出ないし、お客様の声もダイレクトに聞こえてくる。
いただいたお金は全部ふところに。
直売をやってみると自分の売り方の利点がよく見えてきます。
松本自然農園の販売システムがいかに生産者主導だったかを思い知りました。
こんなワガママ農園から野菜をご購入いただいている皆様には感謝・感謝です。
ありがとうございます。

他を知って己を知る、とはこのことか。
たまには直売もいいもんです。