不耕起、無肥料といった栽培手法を採用している農法自体は素晴らしいものです。
福岡正信氏の自然農法。
川口由一氏の自然農。
そのほか多々ある農法。
それぞれのやり方は、彼ら提唱者にとってはベストな栽培方法ですが、それを学んで真似してみようとする人にとってはベストではない可能性があります。
その人が置かれている環境、気候や土壌条件、肥沃度、そしてその人の栽培技術レベルや自然観察力。
こういった要素をすべて加味したうえでどんな農法を取り入れるのかを選択すべきであって、感化された農法のいいところを真似したところでうまくいくとは限らないんです。

農業としてやっていく場合。
少なくとも耕さないことが目的ではないはずです。
自然農法という手段を使って、家族を養っていけるだけの生活費を稼ぐ。
自然農という手段を使って、健康で美味しい農産物を育てるという目的を達成する。
こういうことじゃありませんか。
目的と手段を間違えてはいけません。