企業生存率は農業では当てはまらない

 

企業生存率
という言葉は御存じでしょうか。
事業を新しく立ち上げた企業のうち、●年後には▲%が生き残っている、という統計です。
国税庁のデータがもとになっている情報ですが、
設立してから5年で15%の企業が生き残る
設立してから10年で6%の企業が生き残る
というデータがあります。
えっ?本当に?
というような数字だと思いませんか?

なかなか厳しい現実。
こりゃ新規就農も考えなきゃいけないな・・・と思うかもしれませんが、

農業においてそれが通用しなかったりするんです。
企業が廃業するというのは農業でいえば離農というやつですが、新規就農して数年でやめてしまったという人がそれほど多いという印象はありません。
もちろんゼロではありませんが、5年で15%しか生き残っていないかと言われると・・・そんなことはないでしょうね。
これにはいくつか理由があると考えられます。