農業研修を受けている方、これから研修を受けようと考えている方、いろんな立場の方がいらっしゃると思いますが、ざっくりと言ってしまえば農業研修とは
農業未経験者が、農業経験者から学ぶ
ということです。
学校に行って先生から新しい知識を教わるのと同じように、農家に行って先生から新しい知識を教わるのが研修ですよね。
じゃあここで。
研修を受けるにあたって、どんな姿勢で学べばいいのか考えたことがあるでしょうか。
農家が言っていることのうち、どのくらいを受け止めたらいいのか考えたことがあるでしょうか。

先生(農家)はこう言ってるけど、自分が調べたかぎりでは違う気がするなぁ。
書籍にはAだと書いてあったけど、なんでBだと言ってるんだろう。

研修をしていると疑問にぶつかることが頻繁にあります。
思ってたことと違う、勉強してきたことと違う、なんてことは普通にあります。
そんなときにどう考えるか、どうとらえるか。
研修先の農家とどのように向き合っていくのかについて今回は書いていきます。
若干、傲慢な意見と言える部分もありますが参考にしてみてください。

 

先輩農家の言うことは黙って受け入れる

じつは、今回言いたいことはひとつだけです。

経験者と未経験者では見えている景色が違う

これだけ。
このことを頭で分かっているのであれば、最後まで読んでいただく必要はありません。
ぜひ他の記事に飛んでもらえればと思います。
でも。
景色が違うってどういうこと?
と思われるのであれば、読んでいただくことで少し参考になるはずです。

これから農業を始めようと思って、自分がやろうとしていることをすでに実践している農家に研修を受けに行ったのであれば、その農家は同じ道のずっと先を歩いている先輩です。
たくさんの壁を乗り越えてきて、多くの階段を駆け上がっている先輩です。
おそらく。
その先輩は研修生が見えていないものも見えています。
同じものを見ても、捉え方や結論の出し方が違います。
それは、持っている知識や経験が違うために起こることで、研修段階では理解できない世界なのかもしれません。
だからこそ。
その先輩が言うことは素直に聞くべきだと思います。
たとえ「はぁ?その考え方はおかしくね?」と疑問を抱いたとしても、それは封じ込めて先輩の意見を受け入れるべきだと思います。

傲慢な意見だと思われるかもしれませんが、おそらくそうするべきです。

 

先輩農家はあなたには見えない世界を生きている

りんご

たとえば。
かけ算を知らない小学生にかけ算を教えることを想像してみてください。
リンゴが箱に10個入っています。
その箱が4箱あります。
ぜんぶでリンゴは何個あるでしょう?
という問題があったとき、かけ算を知らない小学生は
10+10+10+10=40
と答えを導きます。
教えるほうは、当然かけ算を知っているので
10×4=40
と素早く答えを導くことができます。
かけ算したほうが早いのに、時間はかかるけど足し算を使ってしまう。
それは単純に、かけ算という世界を知らないだけのことであって、小学生にかけ算を教えてあげればすぐに覚えてしまいます。

 

おカネ3

ビジネスで成功して何十億円も手にした人が
世の中はお金がすべてじゃない
と言う発言には説得力があります。
でも。
本当は欲しいものがあるけど我慢している、得たい収入をちゃんと稼げていない人が
世の中はお金がすべてじゃない
と言ったところで、ひがんでいるようにしか聞こえません。
同じ発言をしているのに、立場によって説得力がまったく違うんです。
それは。
お金を手にした人にしか見えない世界があるのではないか。
お金を持つことで初めて分かることがあるのではないか。
富豪と貧民では、見えている世界が違うのではないか。
という推測がたちます。

 

井の中の蛙、大海を知らず
という格言もこれらと同じようなことを示しています。

漫画の世界の住人が、三次元の世界が存在することは理解しがたい。
三次元の世界に住む我々が、四次元を理解するのはなかなか難しい。


たとえはいくらでも浮かんできますが、ようするに

すでに実践して経験を積んでいる農家が言っていることは、まだ就農もしていない人がすべて理解することは難しいんだから、つべこべ言わずに聞き入れなさい。
あなたが見えていない道筋や行き先を教えてくれているのかもしれませんよ。

ということを知っておいてください。

 

いつか分かるときが来る

自分より一歩も二歩も前を歩いている先輩の意見は貴重ですし、素直に聞いてみるべきだと思います。
もしかしたら遥か彼方、違う次元を生きているかもしれないんですよ。
いまの自分の頭では想像もつかないことまで見えている可能性があるんだから、たとえ今はちんぷんかんぷんだとしても聞いておいたほうがいいと思います。
とくに大きな結果を残している農家は、異次元を旅しています。
「なに言ってるかさっぱりわかんねぇよ」
という人に出会ったら要チェックです。
その発言をメモしておいて10年後に思いだしてみてください。
え~そういうことだったの??
と愕然とするはずですよ。

 

 

 

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

つづきはこちら

有機栽培農家・松本がやってしまった間違いとは?

農業をやりたいと考えたときに最も重要なことは

栽培技術の習得

であることは間違いありません。商品ができなければ何も始まりませんから。
ちゃんと作物を栽培できて、ある程度のレベルの農作物を自分で作れるようにならなければ、当たり前ですが買ってくれるお客様はいないわけです。
だから栽培技術を身につけることは最低限やらなければならないはずです。

じゃあここで、あなたが、農業のなかでも難しいとされる無農薬栽培に挑戦しようと考えていたら・・・。自分の育てたものを消費者に直接お届けしたいと考えていたら・・・。

それはほとんどの場合。
有機農業では王道とされる、野菜セット農家になるということです。
たくさんの種類の野菜や果物、米などを育てて、それを詰め合わせボックスという形でお客様へお届けする。
そういう農家です。

当サイトの管理者・松本は、この野菜セット農家になるときに大きな間違いをしてしまいました。

それは・・・

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