農業をやってみたい。
農業を一生の仕事にしていきたい。
そのような決意を抱いて農業の道へ進んでいきます。
人それぞれ想いは違いますが、少なくとも農業に魅力を感じて新規就農しているはずです。

実家が農家で、親の跡を継ぐために農業をやるという方のなかにはもしかしたら仕方なく農業をやるという方もいらっしゃるかもしれませんが、非農家出身で農業を始めようとする方はほぼ例外なく自らの意思で新規就農という道を選んでいます。

ではここで。
なぜ農業を選ぶんでしょうか。
きつい、汚い、かっこ悪いの3K農業と揶揄されることもある農業を仕事に選ぶのはなぜでしょうか。
一般的には儲からないと言われ続けて、重労働のわりに報われない仕事のように思われていますが、それでも農業を仕事に選ぶ人がいるのはなぜでしょうか。


なにかしらの魅力がなければ、わざわざ農業を仕事にしようなどとは思いません。
そこには、単なる金儲けではない別の価値観があります。

 

田舎暮らしの思考

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(画像参照:香川移住推進サイト かがわ暮(ぐ)らし

農業をしている方のなかには、商売としての農業というよりは生き方としての農を選んでいる方がけっこういらっしゃいます。
しっかりと収入を得て平均的な、一般的な暮らしをしたい。
というような考え方ではなく、暮らしの糧として自分が食べるものは安全にこだわって安心して食べられるようにしたい。
自分の食べ物は自分で作りたい。

といった自給自足のような思考ですね。
もちろん田舎暮らしといっても最低限のお金は必要ですから、農業で収入を得ることを放棄しているわけではありません。
けれども。
収入がすべてではない、と思っているところもあるのは事実です。
サラリーマン時代にお金に振り回されてきたとか、貨幣経済で神経をすり減らしてきて疲れたとか。
自分の中の優先順位としてお金がかなり上位を占めていたために痛い目に遭ったという方が、お金に縛られない生き方を望むようになる。
それが結果的に田舎暮らしへと向かうのでしょう。

 

ブラック企業も真っ青な農業の実態はありますが・・・

ブラック企業

田舎暮らし思考がとくに目立ちますが、農業という仕事に対して収入以外の価値を求めている人は少なくないように思います。
そのような人たちは。
お金を重要な価値基準としてみていないから、世間的にみて収入が少ないとしてもまったく意に介しません。
仕事自体が生き方を表したものだから、その労働は充実した暮らしの延長線上にあります。
だから。
朝から晩まで必死に働いて、ブラック企業もびっくりの過酷な労働でも、それは本人が望んでいる生き方だからまったく気にしていません。
平均的な収入に満たなくても、(本心はわかりませんが)それほど負い目は感じていないようにみえます。
とはいえ。
もちろん全ての人が理想通りにいくはずもなく、こんなはずじゃなかったと後悔してしまうこともしばしばあります。
田舎で農業をしてみたものの、うまくいかずに夜逃げ同然に去っていく人もいます。
憧れから実際に暮らしてみて、うまくいったりうまくいかなかったり、思っていたのと違ったと現実を見てしまう人もいます。
それは人それぞれです。
それでも印象的なのは、笑顔で日々を楽しんでいる様子が伝わってくるところ
農業を歯を食いしばってやっているのではなく、笑顔があふれてくるくらい楽しんでいるんです。

つまり。
収入が少ないとしても、労働が過酷だとしても、それはひどい結果ではないということ。
全然ブラックではないんです。
収入を得ること、休日がたくさんあること。
それは彼らにとって生きるために絶対に必要なものではありません。

 

農業の魅力とはなんだ?

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じゃあ収入や過剰労働ではない、なにに価値を見出しているのか。
自給自足や田舎暮らしといったキーワードにはどんな想いが含まれているんでしょうか。
いくつか挙げてみます。


上司や部下がいる煩わしい人間関係から解放される生活
自分の時間を自分でコントロールできるストレスのない暮らし
生き物を育てる楽しさ
命を繋ぐ食べ物を育てられる喜び
自分の食べるものを自分で作りだすことで得られる安心
自然とかかわりながら生産をしていく充実感
日本の食生活、食文化を守っていくという責任
消費者の声をダイレクトに感じられる
陽が昇れば畑に出て日が沈めば帰って寝る、太陽と共に生きる暮らし
身体を動かすことで健康的な生活が送れる
家族との時間をたくさん持つことができる


ちょっと挙げてみただけでもどんどん出てきます。
どこに魅力を感じて農業の世界に飛び込んでくるのか、それは就農した人それぞれ違います。
とはいえ。
多くの魅力があるからこそ、農業に憧れ新規就農を目指す人が多いのだろうと思います。

これらの魅力。
じつは大きくみれば2つに分けることができます。

食べものを作りだす生産への魅力

生きるということ、暮らしの魅力


新規就農したいと考えていて、なにか引っかかって一歩を踏み出せないと感じている方がもしいらっしゃるのであれば、自分はなにに魅力を感じて農業をやろうとしているのかを探っていくといいのかもしれません。
生産そのものに魅力を感じるのか、それとも生き方としての農業の魅力を感じるのか。
そこを切り分けるだけでも気持ちが楽になります。

生産に魅力を感じるのであれば農業法人に就職するという道でも満足できます。
法人就職であれば、ある程度の生活保障を残しながら農業に関わることができますよね。
逆に生き方に魅力を感じるのであれば、法人就職では満たされません。
全責任をしょいこんででも、自営業としての農業を一から作り上げていくことで満足できます。

 

なにに魅力を感じるのか突き詰めていくと一歩を踏み出せる

ごく簡単に表現すれば。
現在の自分を見て、将来に不安を感じて、このままじゃいけないと思ったときに農業という仕事が魅力的に映ります。
現状に不満があり、それを打破できるのは農業じゃないかと感じる。
ということは。
世間一般的なサラリーマンとしての働き方と、一次産業である農業の働き方は大きく違うように見えているということです。

実際。
農業法人への就職は別にして、農家になるということは自営業をするということでありサラリーマンとは根本的なところで違います。
従業員から社長になる、というくらい違います。

サラリーマンとしての生き方に不満があるから新天地に活路を見出す、ということであれば。
その新天地に農業がふさわしいのか。
農業を仕事にすることで満足できる人生になるのか。
自分はなにを求めて農業をやろうとしているのか、農業の魅力ってなんなのか、ということを改めて考えてみるといいかもしれませんよ。

 

 

 

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

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有機栽培農家・松本がやってしまった間違いとは?

農業をやりたいと考えたときに最も重要なことは

栽培技術の習得

であることは間違いありません。商品ができなければ何も始まりませんから。
ちゃんと作物を栽培できて、ある程度のレベルの農作物を自分で作れるようにならなければ、当たり前ですが買ってくれるお客様はいないわけです。
だから栽培技術を身につけることは最低限やらなければならないはずです。

じゃあここで、あなたが、農業のなかでも難しいとされる無農薬栽培に挑戦しようと考えていたら・・・。自分の育てたものを消費者に直接お届けしたいと考えていたら・・・。

それはほとんどの場合。
有機農業では王道とされる、野菜セット農家になるということです。
たくさんの種類の野菜や果物、米などを育てて、それを詰め合わせボックスという形でお客様へお届けする。
そういう農家です。

当サイトの管理者・松本は、この野菜セット農家になるときに大きな間違いをしてしまいました。

それは・・・

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